三国恋戦記~オトメの兵法!~

 タイトルがすごい。いかにもって感じ。

 

 イチオシゲームを押し付け合いましょっていう試みの一環です。今回は松原さんのオススメタイトル「三国恋戦記~オトメの兵法!~」をプレイしました。

※ゲーム内でキャラ名が字で表記されているのでちょっと馴染みが無いですがそっちに合わせます。

hackve.hatenablog.com

  タイトルから推察できるかとは思いますが女性向けなゲームですね。今まで恋愛要素や好感度システムを搭載したシステムのゲームはプレイしたことがありますが、それが前面に押し出されたものは初めてなので実質初めてのコンシューマーの恋愛系ゲームって言っていいんじゃないかと思います。

 でも思ったよりはそこまでじゃなかったです。糖度たっぷりすぎると拒否反応を起こす私が最後までプレイできたので。

 主人公(デフォルト名は山田花、味気ないのでtwitterでデスラブちゃん・いてづきさん・あみはむちゃんに頂いた案を混ぜ込んで八久辺呂布子という名前にしました)は諸葛(亮)孔明の弟子として行動するので軍師ポジです。なので軍略会議で献策を求められ、そこが選択問題形式になってます。それが三国志に関してゆるふわ知識な私にはちょうど良く結構おもしろかったです。全問正解するたびにドヤ顔してました。三国志を全く知らない人でも説明が入るので分かりやすいし、ひょっとすると三国志への入り口にちょうど良いのかも?

 

 

 初回プレイは周(瑜)公瑾エンドでした。その後数回プレイしてもそこに行きつきました。どうあがいても公瑾。たぶんとても気が合うんだと思います。キャラ説明には「腹黒」とか「感情を表に出さない」とか書いてあるくせにチョロすぎでしょう……。

 

 その後無限公瑾ループから抜けるために色々やったらノーマルルートに入りました。ノーマルだからと侮るなかれ、とても面白かった。妟而と李翔というモブ顔のキャラが出てくるのですが実質そいつらルート。特に妟而がいいキャラ過ぎてずるい。\キャーッ!!妟而サーン!!/って感じ。

 

 ノーマルルート分岐前に遡ってプレイしたら今度は孫(権)仲謀ルートへ。主人公が(この人の頭がアンパンでできてればよかったのに)って考えていたのがハイライト。不敬が過ぎる。意外にも全キャラの内でいちばんBADエンドが多く、ハッピーエンドを迎えるまでに4つも回収してしまった。内2つは主人公死亡エンド。

 

 その次が?????ルート。隠しキャラっぽいので詳細は伏せておきます。

 

 

というわけで、3人+ノーマルエンドを回収してきました。呉陣営はお手の物。逆に蜀・魏の人のルートにはどうやったら至るのかよく分かっていない。一度趙(雲)子龍の好感度を最大まで上げたけれど同じく最大まで上がった公瑾のルートに入っちゃったし。狙ったキャラの好感度を上げるのは難しいかも。一部には分かりやすいものもあるけど。

私は魏が好きで三國無双でも魏軍シナリオばっかりプレイするのですが、今回は呉づくしだったのでそういった面でもわりと新鮮な気持ちでプレイできました。

システム面はキーコンフィグの他にもフォントやウインドウの色変更などができたり、一度エンディングを迎えても追加シーンがあったりと、とても充実していて良かったです。私の中で比較対象がないけれどかなりの良作だと思います。あと声優が豪華。シナリオも面白いし。そもそもシナリオライターにトムさんがいるってことでオススメされたのでそこは心配していなかったですが。あと主人公名の都合ですが呂布が登場しなくて良かったです。赤兎馬はいました。

しっかり読んでも1周につき3~4時間で終わるので気楽にサクッとできちゃうのも良いですね。時間をみつけて他のキャラもやってみようかなと思います。