外へ中々遊びに行きづらい昨今、みなさまいかがお過ごしでしょうか。対策をしっかりした上でお出かけしたり、積みゲーの消化に着手したり、何か新しいことに挑戦してみたり色んな過ごし方があると思います。
私はここ1ヶ月ほどAmazonプライムビデオでオンライン映画鑑賞会をしています。アマプラ自体は前々から視聴していましたが、誰かと一緒に見ることを意識して作品探しをすると面白そうな作品を次々と発掘し、今までの自分の視聴ジャンル傾向の偏りに驚かされました。有名作品からB級、あるいはZ級と呼ばれるような作品までその時のメンバーと気分によって鑑賞してきたので、その中でも印象的だった作品を個人的な感想とともにまとめてみようかと思います。
・仄暗い水の底から ( Amazon.co.jp: 仄暗い水の底からを観る | Prime Video )
ホラー映画。でもそんなに怖くはなかったです。レビューだと3.3/5.0でしたがストーリーとしてしっかりしていておもしろかったです。ちょっとだけネタバレになりますが、ラストに主人公である母親が娘を残して去っていくシーンがあります。そこが視聴者の中でも幼い子どもを持つ親から見たら「ありえない!」ということになりマイナス評価につながったのかなと思います。娘目線で見ても自分じゃなくて知らない子どもを選んで抱きしめて去っていくのだから。私はあのシーン結構好きなんですけどね。
・進撃の巨人 ATTACK ON TITAN ( Amazon.co.jp: 進撃の巨人 ATTACK ON TITANを観る | Prime Video )
・進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ ワールド ( Amazon.co.jp: 進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ ワールドを観る | Prime Video )
前後編なので2つまとめて。「進撃の巨人の実写化は見るべきではない」そういう意見をよく聞きます。実際に1作目を映画館に見に行った人も「あれはひどかった」と言っていました。そこまで言われると逆に怖いもの見たさで気になっちゃうし、知らないくせに批判するのも良くないよなと、「赤信号、みんなで渡れば怖くない」の精神で色んな人を巻き込み視聴しました(※ひとりであろうと複数であろうと赤信号は渡ってはいけない)。
前編はまだ良かったですが後編はちょっと……。事前情報として日本設定になっていることと、リヴァイポジションの人がシキシマという名前になっていることは知っていたのでその辺りはすんなり受け入れられました。ただ、ミカサの表情が豊かなこととエレン一筋じゃないところはうーーーんって感じ。再会時にシキシマと一緒にいるまでは許せても、その後のアレソレはファンが怒るでしょ。今は立入禁止となってしまった軍艦島がロケ地として使われていることやCGのレベルの高さは評価点ですが、その他のマイナス要素が強すぎてその辺を打ち消しています。そこに勝てるのはハンジさんくらいです。
視聴後、鑑賞メンバー全員がお気持ちを持て余してレビューを残したり、クレヨンしんちゃんを見てリフレッシュを図ったりする程度には視聴における覚悟が必要です。もし見てみようと思う後続の方々は、その後に見る用の頭空っぽにして楽しめる作品の準備をしておくと良いと思います。
・オール・ユー・ニード・イズ・キル ( Amazon.co.jp: オール・ユー・ニード・イズ・キル(吹替版)を観る | Prime Video )
ループもののアクション映画。ループもの大好きなのでとてもおもしろかったです。調べてみれば日本のラノベがハリウッドで映画化されたのだとか。時系列を整理して考えながら見なくてはいけないので途中理解が追いつけない部分もありましたが、そこは同時視聴の強みで「今どうなってるんだっけ」「あのシーンの前の時間に戻ってる」みたいな補い合いができました。原作とは大きく変わっていたり、本編中で明言されていなかったりで視聴後、あの部分ってどういうことだろう?という考察や解説サイト巡りも楽しかったです。
・バーフバリ 伝説誕生 ( Amazon.co.jp: バーフバリ伝説誕生(吹替版)を観る | Prime Video )
・バーフバリ2 王の凱旋 ( Amazon.co.jp: バーフバリ2 王の凱旋(吹替版)を観る | Prime Video )
これも前後編だったのでまとめて。2の方は無料ではありませんでしたが、サマーセール対象だったようで100円で視聴できました。1,000円払ったって足りないくらいのおもしろさでした。少し調べたところ、インドの伝説や神話もなぞらえつつ描いており、事前知識が無くてもおもしろいし、知っていたらもっと楽しめる作品だったようです。邦画ではまず見られないような合戦描写や、そうはならんやろみたいなシーンもありつつこれはこれでワイワイ喋りながら見ることができてよかったです。
・デッド寿司 ( Amazon.co.jp: デッド寿司を観る | Prime Video )
どんな人生送ったらこんな作品を思いつくのだろうか、そんな感想がまず初めに浮かびました。レビューに一人で見ると気持ちを持て余すので誰かと一緒に見て下さいと書かれている方がいらっしゃって全面同意です。最初は「そんな髪じゃスシに入っちゃうだろ」とかそういうツッコミをしていましたが、次第にそれどころじゃなくなります。
ウイルス感染して凶暴化したスシたちが人間に(文字通り)牙を向き襲ってくるというストーリーですが、その牙の部分が爪楊枝だったり、スシたちの中でもタマゴズシはいじめられっ子だったり、超かっこいいCGのイクラ軍艦寿司軍艦が登場したり、エンドロールでメイキング映像が流れたりと部分部分で妙に私の好きポイントが刺激されました。
スプラッターな描写やちょっと気分が悪くなるような描写もあり、決してオススメできるような作品ではありませんが私はわりと好きです。
自分がおもしろいと思った作品に低評価を付けた視聴者に対して「分かってないなあ」とか「そういうんじゃないんだよ」とか思うことが多いですが、この作品に関しては賢明だと思います。その判断は間違ってない。もしご視聴する際は自己責任でお願いします。
・残酷で異常 ( Amazon.co.jp: 残酷で異常を観る | Prime Video )
タイトルもサムネ(?)パッケージ画(?)も全くおもしろそうに見えないこの作品。でも打って変わってレビューは高評価でした。視聴した人は口を揃えていいから見てみろと言う。そんなに言うなら気になるので見てみました。ループものでホラーに分類されてはいるけど特に怖いなって描写はなかったです。誰かを殺した者が集められる死後の世界で己の罪と向き合いながら過ごしていく感じの内容でした。ラストの描写も良く、いい意味でタイトル詐欺な映画です。
どうやら同じ国に大手で同じタイトルのヒット映画があったようで埋もれてることになったという不遇の作品らしいです。こういった埋もれた名作に出会えるのがとても楽しいです。
・インターステラー( https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B00URGVCQ8/ref=atv_dp_share_cu_r )
サマーセールで100円だったので視聴しました。ノーベル賞を受賞するようなその道のスペシャリストが監修しているガッチガチに硬派のSF作品。こういうのって旅をする側しか描かれないことが多いように思うのですが、地球滅亡の危機に瀕した中で人類が移住可能な星を探すべく旅立った父親と地球に残って帰りを待つ娘、双方を描くことで少しでも早く帰らなければならないという焦燥感やただ待つ者の苦しみなども描かれておりとても良かったです。
宇宙空間での描写もすごく見ている側も息苦しくなるくらい引き込まれました。人間も機械も嘘を吐く、そんな描写があったのもおもしろかったポイントです。
これもまた100円なんてもったいない、そんな大作でした。
この他にも実写版「KINGDOM」や「来る」や「プロメア」などたくさんの有名な作品も視聴しました。そちらは有名ですしきっと漁ればたくさんのレビューが出てくると思うのであえて書きません。いずれもおもしろかったです。
以上、およそ1ヶ月の間に視聴した作品まとめでした。また視聴作品が増えれば続きを書くかもしれないし書かないかもしれません。