クソ診断をつくってみた

アドベントカレンダー23日目です。終了まで残り1週間となった12月18日時点でこの日だけ埋まっていなかったので入れてみました。

昨日はmiyuさんから重大な発表(笑)

クソ診断スタンプ1 販売中! - 今日はもうクソ診断しかできない

がありましたね。いつか実現することを願ってます。

 

私はクソ診断について特に思うことがありません。クソ診断に関する記事がこれで3つ目になるのにそれはどうなのでしょう?クソ診断に対してあまりにも失礼です。敬意が足りないと思います。それはなぜなのか。きっとクソ診断を理解していないからです。歩み寄りが必要です。ということでクソ診断、つくってみました。今回はその体験記録を書いていこうと思います。

 

まず診断をつくるにあたって立ちはだかるのがどんな診断をつくるのかという問題。前提として有用なものはつくれません。クソ診断ゆえに。ある程度のネタ被りは許されると思います。クソ診断ゆえに。

よく見かけるタイプのものはある形式に則って複数パターンの結果を用意したものですが、それを考えるのは大変そうです。それ以外で汎用的なのは文字の入れ替えや単語の入れ替え系でしょうか。

さて、何をつくったものやら……。

頭をひねってひとつ思いつきました。一応ネタ被りが無いかチェックします。ありました。診断を回して内容を見させていただきました。私が考えたものより格段に面白かったです。後発で、しかも面白くない。それをさすがに世に出すのは忍びないです。なのでそっと諦めました。

やはり流行りものは難しいだろうか。現時点では存在していなくても、私が試行錯誤している間に先を越されてしまいそうです。

流行りものでなくていい。何かないだろうか。何か、何か、何か。

そこでふっとあるワードが降ってきました。小学2年生の国語の教科書に載っていた話のタイトルです。「スーホの白い馬」。これだ!と思いました。「スーホ」と「白い馬」を別の単語にランダムに入れ替えて「○○の○○」の形式にする。「スーホ」だけ確率を高めに設定してたまに違う単語が出るようにしよう。全く違うタイトルが出てきたり原形をとどめていないものになったりしたらまさしくクソ診断らしくて面白いじゃないか!

スイミー」だとかエーミールで有名な「少年の日の思い出」だとかそういうのと比べてしまえば知名度は劣る。けれどきっと一定数知っている人はいるであろうこのタイトル。まさしくクソ診断にふさわしいと思いました。

 はやる気持ちを抑えつつ先駆者がいないかを確認しました。誰もいません。私は勝利を確信しました。

診断メーカー(https://shindanmaker.com/)にアクセスし、つくるボタンから制作に取り掛かりました。

さて、予定ではここであれやこれやの問題に直面し試行錯誤を繰り返すはずでしたが、驚いたことにほぼ迷わずに完成しました。所要時間はおそらく10分程度。あらかじめ形式を考えていたのが良かったようです。

「○○の○○」という形にしたかったので、前半を[LIST1]、後半を[LIST2]にして「[LIST1]の[LIST2]」、「スーホの○○」を多めに出したかったので、[LIST1]に「スーホ」という単語を複数盛り込みました。

そして診断結果を日替わりで変わるよう設定し終了。プレビューで確認したところちゃんとできていたので満足です。

できたのがコレです(スーホの白い馬)。作成したのが12月20日の夜、翌日に確認したら20人以上の人がこの診断を回していました。

私は20人もの人間の時間を無駄に使わせることに成功したわけです。にっこりしました。さらにクソ診断のデータを収集しているいてづきさんのところにもこの診断が蓄積されたであろうということにも思い至り満面の笑みでパソコンを閉じ、幸せな気持ちで眠りにつきました。

 

さらに翌朝、再度この診断を回して冷めた気持ちになりました。それもまたクソ診断らしいと思いました。

 

さて明日はふすまさんが何か難しいことを書くようです。でも彼にはまだ埋めなければならない日がたくさんあるようなので、きっと明日には公開されないでしょう。